フランス革命大作戦
著者:アルフレッド🏴 翻訳:ルナ🇯🇵
やあぼくだよ!
今回の第9幕ではプレミアリーグ復帰シーズンから、あのPPG2.13シーズンまでを紹介していくよ。
是非最後まで見ていってね!
広がり続ける亀裂
ニューカッスルはプレミアリーグへ復帰するまでに様々な問題を抱えていた。
まずはキーガンの問題。
退任したキーガンとクラブの争いは法律を交えながら行われるようになり、最終的にクラブはキーガンに賠償金を払うように命じられた。
キーガンはこの後すぐに、クラブ側から再び監督をやってほしいとオファーを受けるんだけど、もう十分だと言って断った。
後にキーガンは、アシュリーがクラブを去った場合にのみ復帰を検討するとかなり刺激的な発言をしているよ。
両者は完全に修復不可能な関係になってしまったんだ。
そしてそのアシュリーは何度もクラブを売ろうとした。
さらにはスタジアムの命名権をも売りに出そうとしてサポーターにぶちギレられた。
「名前変えたらクラブの伝統失われてまうやないかい!!!」って感じでね。
そりゃそうだよねw
このように、ニューカッスルはアシュリーを中心とした問題を複数抱え、サポーターからの批判も激しくなる中プレミアリーグに復帰したんだ。
そんなニューカッスルは意外にも悪くない滑り出しを見せた。
この当時クラブの監督をしていたのはクリス・ヒュートン。
2部で圧倒的な力を見せつけて1部へと導いた人物。
優勝したシーズンでは何度も月間最優秀監督賞を受賞するという素晴らしい成績を残した。
そんな彼は、プレミアリーグに上がったこのシーズンでも中位の位置をキープしていた。
にも関わらず何故か12月に解任された。
このよく分からない決定には当時クラブに所属していたソル・キャンベル
それからレジェンドのアラン・シアラーらも非難の声を上げた。
そしてもちろんサポーターも激おこ。
クラブとしては「さらなる発展を遂げるためには、経験豊富な指揮官が必要」という理由でヒュートンを解雇したとのこと。
クラブ周辺が大変騒がしい中、新しく監督に選ばれたのはアラン・パーデュー。
ヒュートンからバトンを受け取った彼はこの昇格シーズンを12位で終え、クラブを残留させることに成功する。
9番を背負う意味
しかしその裏では、ユースで大切に育ててきたストライカーのアンディ・キャロルをクラブ史上最高額の3500万ポンドでリヴァプールに売却していた。
最高額での売却ではあったもののサポーターは激怒。
その理由はいくつかある。
彼はニューカッスルのユース育ちで、2部にいた昨シーズンは1部昇格に大きく貢献しサポーターから愛されていた。
そして1部に上がった彼は9番を背負った。
このチームの9番を背負うことの重みはみんなも分かっていると思う。
過去にはジャッキー・ミルバーンやアラン・シアラー、スーパーマックといったレジェンドが付けた番号だ。
そんなクラブにとってとても意味のある番号を背負った将来有望の選手を売却した。
そしてなにより本人が移籍を望んでいなかった。
こういう理由があり、サポーターやレジェンドのシアラーらもこの取引には不満だった。
なんか前回公演から不満しか綴っていない気がするよw
フランス革命大作戦始動!
翌年の11/12シーズン
パーデュー率いるニューカッスルユナイテッドはデンバ・バ(フランス出身)、マテュー・ドゥビュシー(フランス)それから当劇場支配人ルナの推しでもあるキャバイェ(フランス)などを招集
昨シーズンからローンでニューカッスル入りした天才ベン・アルファ(フランスも正式にクラブのメンバーとなりニューカッスル・ユナイテッドはフランス色に染まることとなった。
その結果
なんとこのフランス革命大作戦は大成功!
19勝11敗8分で5位に入り、ヨーロッパリーグの出場権を獲得したんだ!
パーデューはこの年にプレミアリーグ年間最優秀監督賞を受賞した。
クラブは翌シーズンも再びフランス革命を起こすべくムサシソコ(フランス)とヨアングフラン(フランス)を招集し、フランス色をさらに濃くした。
しかし今度は大失敗!
フランス革命大作戦Ver.2は不発に終わった
シーズン結果は11勝19敗8分
昨シーズンと勝ちと負けがまるまるひっくり返る形で16位に沈んだ。
5000年に1度の奇跡
この後のニューカッスルは、選手の獲得をめちゃくちゃ渋るわ中心選手だったキャバイェを比較的安価で放出するわでサポーターからさらなる反感を買うことになった。
さらにはパーデュー監督が対戦クラブの選手に暴力行為を行い7試合の出場停止処分を食らうなど、サポーターにとっては辛くてストレスフルなシーズンが続いたんだ。
この頃からアシュリーへの抗議活動もどんどんエスカレートしていく。
もうね、この辺のことを調べるとサポーター激怒!とか抗議活動開始!とかそんなのばっかりだよ。
この公演を作るために資料を集める中で、ここが一番精神的にきつかったw
激怒抗議激怒抗議!
そのような状態が続く中迎えた15/16シーズン
このシーズン、なにか匂いが違う。
そう、ミラクルレスターの年だよ!
ヴぁもすベニテス!
強豪クラブが勝ち点を落としまくったこのはちゃめちゃなシーズン
ニューカッスルもめちゃくちゃ振り回された。
序盤から勝ち点を落としまくり、シーズンの終盤には新監督のスティーブ・マクラーレンが成績不振で解雇された。
この最悪な状況でチームにやってきたのはラファエル・ベニテス!
この劇場メンバーであるパブロ&セシリオと同じルーツを持つマドリード出身のベニテスがここで登場!
2人の代わりに僕が叫ぼう。
ヴぁもおおおおおおおおおす!!!!
彼がマクラーレンから仕事を引き継いだのは3月。
降格が既定路線になった最終盤での監督就任だった。
そんな状態でもベニテスはチームを蘇らせるために頭を働かせ、シーズン最後の6試合は3勝3分と奮闘した。
しかし安全圏の17位まで勝ち点2足りず、ニューカッスルは18位でフィニッシュし降格することになる。
この時に17位になったクラブはどこだと思う?
そう、サンダーランドさ
またしてもここでサンダーランドなんだ!
おわりに
というところでこの第9幕はおしまいだよ!
もうミラクルレスターまで来たかー。
あの奇跡はつい最近起こった出来事だと思ったけど、もう少しで10年が経とうとしている。
時代が進むのは早いね。
次回は遂に歴史の終着点にたどり着く!
気付けばも現代に追いついていた。
ここまで来たからには是非完走してもらいたいところだ!
それでは今回の第9幕に幕を下ろそう。
今日も最後まで見てくれてほんまぐらしあす
また次の公演で、ちゃお!
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