著者:アルフレッド🏴&セシリオ🇪🇸 翻訳:ルナ🇯🇵
対象試合:プレミアリーグ第38節 アーセナルvsエヴァートン
アルフレッド&セシリオレビュー
完璧なポジショニングでステルス性能を獲得しラストパスを待ってシュート!
この冨安へのパスルートを開拓したハヴァーツやライスのデコイランも最高!
そしてマルティンのアホみたいな視野の広さは流石すぎて逆に呆れる。
時折ライスとポジションを入れ替えて中に入ったり、本職のセンターバックでもプレーする時間があったね。
このユーティリティ性にアルテタは感謝しなければならない。
アルテタは冨安という鉄壁がどのような場所でプレーすれば最も活躍できるか、これを世界で一番理解している人かもね。
ああ、ノータイムで両足から高精度パスを送れる冨安はプレー選択の角度が180度以上あるときが一番輝くんだわ。
テンポよくボールを左右に散らして攻撃を活性化させただけでも合格点を与えられるのに、ステルス状態でボールをとらえてネットを揺らすという強欲さも見せてくれた。
彼はここ数試合でこのチームには欠かせない選手であることを証明しサポーターを味方につけることに成功した。
彼が作り上げたこの状況は来シーズンのポジション争いに良い影響を与えるだろう。
サポーターの声というのは選手選考にいくぶんかは影響を与えるからね。
それにしても今日の流れるようなゴールシーンは気持ちよかった。
今日は利き足やったけど冨安は逆足でもゴラッソ決めれる
ミラン相手に決めたあの侍ゴラッソ今でも覚えてるもん
日本人選手にはとりあえずさむらいって付けといたらいいだろって思ってる?
黙れ俺は日本の漫画にも詳しい
お前は寿司だけ俺の勝ち
寿司は寿司でも手毬寿司だから僕の勝ち
まとめ
20年ぶりのプレミアリーグリーグ制覇を目指しアーセナルは本拠地エミレーツ・スタジアムでエヴァートンとの大一番を迎えた。絶対に負けが許されないこの試合だったがアーセナルは40分に先制点を許した。
優勝を信じてスタジアムに駆け付けたサポーターたちの悲鳴が鳴り響いた。
絶望したサポーターを救ったのは我々の侍冨安だった。
ウーデゴールが右サイドに流れてボールを触り、エリア内にマイナスパスを放り込む。
この動きに合わせて冨安がエリア内に顔を出し右足を振り抜きゴールネットを揺らした。
この試合、アーセナルは2対1と逆転して勝利をおさめたが、首位のマンチェスターシティも同じく勝利したため、20シーズンぶりの優勝とはならなかった。(マンチェスターシティは、リーグ初の4連覇で通算10回目の優勝)
しかし、冨安の今季2つ目の得点は、アーセナルが最後の最後まで優勝を信じて諦めずに戦い続けるきっかけを与えるとても重要なゴールだった。
彼が作り上げたこのメンタリティや雰囲気といったものは来季にも必ず良い影響を与えることだろう。
また、スタメン争いという点においても、このゴールを含めた見事なパフォーマンスはプラス材料になる。
来季は彼がシーズン通してプレーしている姿を見たい。
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