著者:アルフレッド🏴 翻訳:ルナ🇯🇵
イングランド代表の特徴
僕のイチオシはもちろんイングランド代表!
この代表チームはキーパーを除けば各ポジションごとに世界最高クラスの選手が揃っており、今大会の優勝候補に挙げられてる。
非常にバランスの取れたチームだ。
出来ないことが少ない。
大体のことはやれてしまう。
さらに、今までのナショナルチームと比べたら精神的な親和性も比較的良好!
時折そのバランスのスケールが小さくまとまってしまい、爆発力のあるチームには勢いで押されて敗北してしまうこともあるのがすこしネガティブだ。
しかし、今回招集された若手選手の中には世界最高クラスの爆発力を持っている選手達が揃っているため、力勝負に持ち込まれたときでも柔軟に対応できる。
きっとできる…。
メンバーの年齢層は良い具合にバラけている。
ハリー・ケインやキーラン・トリッピアー、カイル・ウォーカーといった百戦錬磨の経験豊富な選手達。
さらにはデクラン・ライスやトレント・アレクサンダー・アーノルドといったまもなく選手としてのピークを迎えるであろう選手達。
これらの選手に加えて、フィル・フォーデンやブカヨ・サカ、そしてヨーロッパチャンピオンに輝いたジュード・ベリンガムといった、若手ながらも既に世界最高レベルに到達している選手たちが混ざってフットボールを展開する。
想像するだけで高揚してしまうね。
ちなみにパブロとセシリオ、その他マドリー寄りの同僚からはジュードを怪我無く返せと何度も言われている。
フォーメーション
このチームのフォーメーションは4-2-3-1もしくは4-3-3が基本形となっている。
英国史上最高のストライカ―であるケインを先頭に、2列目にはフォーデンやベリンガム、サカ、それからパーマーやエゼといった様々な色を持ったタレントが揃っており、バリエーションのある攻撃を作り上げることが出来る。
中盤には要注目の8番アーノルドや守備に定評のあるライスが控えており、低い位置からのカウンターも可能だ。
また、将来が非常に期待されているコビー・メイヌーも控えており、今大会はこの中盤が何か新しい色をこのチームにもたらしてくれそうでワクワクする。
バックラインは前の選手達とは違って経験豊富な選手たちが多い。
ストーンズやトリッピアーといった歴戦の選手たちがゴールネットを許さない構えだ。
長所
このチームの強みはやはりバランスの良さだね。
同じリーグでやっている選手たちが多く集まっていることもあり、各選手のケミストリーは比較的良好。
年齢ごとのグループ間で確執が生まれることもなく、チーム一丸となって勝利に迎えるだろう。
今大会のメンバーはバランスがいいだけじゃなくて爆発力も兼ね備えている。
・アーノルドのチャンスメイク
・ケインの決定力
・ジュードの中距離ミサイル
これらの選手たちが怪我無く出場し続けることが出来れば得点には困らないはずだ。
短所
このクラブの弱み、それはバックラインにある。
バックラインには経験豊富な選手が多く、試合展開を読み解くことには長けている。
ただし、身体能力頼りの1on1ではきっと苦労させられるだろう。
ウォーカーでさえ近年は走り負けるシーン見かけるようになったくらいだ。
世界トップオブトップのフォワードとのタイマンなんて見たくないね。
メンタルの駆け引きなどではこのマイナス面は補えない。
また、今大会はハリー・マグワイアを招集することが出来なかった。
彼はシーズン終盤に負ったふくらはぎの怪我を克服できなかったんだ。
彼の代わりはマーク・グエヒやルイス・ダンクなど務めると予想されるけど、この場所は能力面でも連携面でも少し不安を感じるところだ。
代表メンバー
GK
日本語表記 | クラブ | 英語表記 |
---|---|---|
アーロン・ラムズデール | アーセナル | Aaron Ramsdale |
ディーン・ヘンダーソン | クリスタル・パレス | Dean Henderson |
ジョーダン・ピックフォード | エバートン | Jordan Pickford |
DF
日本語表記 | クラブ | 英語表記 |
---|---|---|
エズリ・コンサ | アストン・ヴィラ | Ezri Konsa |
ジョー・ゴメス | リバプール | Joe Gomez |
ジョン・ストーンズ | マンチェスター・シティ | John Stones |
カイル・ウォーカー | マンチェスター・シティ | Kyle Walker |
キーラン・トリッピアー | ニューカッスル・ユナイテッド | Kieran Trippier |
ルイス・ダンク | ブライトン | Lewis Dunk |
ルーク・ショー | マンチェスター・ユナイテッド | Luke Shaw |
マーク・グエヒ | クリスタル・パレス | Marc Guehi |
MF
日本語表記 | クラブ | 英語表記 |
---|---|---|
アダム・ウォートン | クリスタル・パレス | Adam Wharton |
エベレチ・エゼ | クリスタル・パレス | Eberechi Eze |
コナー・ギャラガー | チェルシー | Conor Gallagher |
コビー・メイヌー | マンチェスター・ユナイテッド | Kobbie Mainoo |
デクラン・ライス | アーセナル | Declan Rice |
トレント・アレクサンダー・アーノルド | リヴァプール | Trent Alexander-Arnold |
ジュード・ベリンガム | レアル・マドリード | Jude Bellingham |
FW
日本語表記 | クラブ | 英語表記 |
---|---|---|
アンソニー・ゴードン | ニューカッスル・ユナイテッド | Anthony Gordon |
ハリー・ケイン | バイエルン・ミュンヘン | Harry Kane |
イヴァン・トニー | ブレントフォード | Ivan Toney |
ジャロッド・ボーウェン | ウェストハム・ユナイテッド | Jarrod Bowen |
コール・パーマー | チェルシー | Cole Palmer |
フィル・フォーデン | マンチェスター・シティ | Phil Foden |
ブカヨ・サカ | アーセナル | Bukayo Saka |
オリー・ワトキンス | アストン・ヴィラ | Ollie Watkins |
注目選手
このチームで注目してほしい選手を一人挙げるとするならば、僕はトレント・アレクサンダー・アーノルドを推したい。
彼がどこのポジションで使われるのか。
ここに注目してほしいんだ。
皆も知っての通り、彼はリヴァプールでは右のサイドバックとしてプレーしている。
右サイドから供給されるボールは世界最高品質。
多少の守備の軽さなんて気にならないくらいのクオリティを持っているんだけど、多くの人は彼のプレーを中央で見たがっている。
守備の負担を軽減し、チャンスメイクに徹してほしいんだ。
今大会ではそんな僕たちの願いが現実のものになる可能性が高い。
彼がもらい受けた背番号は8
直近に行われたボスニアヘルツェゴビナ代表との試合では中盤で起用され、8番としての仕事をしっかりと果してくれた。
チャンスにつながるパスを5度も出し、おまけにゴールまで決めてMOM級の働き。
本番でも十分起用できるだけのクオリティを示した。
守備面においては相変わらず少し不安を感じるところがあるけど、この試合のようなクオリティで攻撃をサポートできるのであれば、彼を8番のポジションで出場させることを真剣に考えるべきだ。
彼の右足から繰り出されるボールがどのような軌道を描き、ゴールまでの道筋を創造するのか。
彼のポジションと共に、右足にも是非注目いただきたい!
同グループ国情報
国名 | FIFAランク | EURO出場回数 |
---|---|---|
イングランド🏴 | 4位 | 4大会連続11回目 |
国名 | FIFAランク | EURO出場回数 |
---|---|---|
デンマーク🇩🇰 | 21位 | 2大会連続10回目 |
国名 | FIFAランク | EURO出場回数 |
---|---|---|
セルビア🇷🇸 | 33位 | 6大会ぶり6回目 |
国名 | FIFAランク | EURO出場回数 |
---|---|---|
スロベニア🇸🇮 | 57位 | 6大会ぶり2回目 |
対戦カード
試合日 | 節 | カード |
---|---|---|
2024/6/17(月) 4:00 | 第1節 | セルビア🇷🇸 vs イングランド🏴 |
2024/6/21(金) 1:00 | 第2節 | デンマーク🇩🇰 vs イングランド🏴 |
2024/6/26(水) 4:00 | 第3節 | イングランド🏴 vs スロベニア🇸🇮 |
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