EURO2024

【EURO2024】スペインVSフランス戦レビュー

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著者:セシリオ🇪🇸 翻訳:ルナ🇯🇵

大人の務め

ヴぁもす!

累積警告や怪我などで前節とは違うスカッドを組む必要があったラ・ロハだったが、そんなことを全く問題にしないと言いたげな素晴らしいプレーをこの準決勝でも魅せてくれた!

俺たちのダニに代わってヘスス・ナバス

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ル・ノルマンに代わって俺たちのナチョ

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ペドリに代わって絶好調オルモ

彼らは素晴らしい働きをしてくれた。

そしてヤマル、マドリディスタの俺としても、さすがにこの活躍を称えないわけにはいかない。
とんでもないスーペルゴラッソ!

彼はこのEUROでは優れた緩急とビジョン解像度、そしてボールスキルを使ってチャンスメイカーとしてチームの勝利に貢献してくれていた。
これだけでもMOM級の働きだった。

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しかし今日はゴールまで決めてしまった。
しかもかなりえぐめなゴール。

彼と話す機会があれば、シーズンではあのようなプレーを控えるように言わなければならないな。
彼はまだ16歳だ。
やって良いことと悪いことは大人の俺たちがしっかり教えてあげなければならない。

優勝するための条件をすべて満たした

後半はラ・レアルミケル・メリノやオヤルサバル、スビメンディらをピッチに送り込み、ポゼッション率を高めるフットボールを展開。

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破壊力のあるフランスから逃げ切る作戦に出た。

シュートは一本のみと、得点の匂いがかけらもしない後半になったが、目的は点を取ることではなくこのまま45分針を進めることだったため問題はない。

90分の間で様々なスタイルのフットボールを高品質で展開できる。
何度も言っているが、これがデ・ラ・フエンテ指揮下のラ・ロハにとって最大の特徴だ。

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ボールを握って試合を支配することも出来るし、ポゼッションを捨ててスピード勝負のカウンターでも点を取れる。

そして今日の後半のような防衛戦も高品質に実行できる。

終いには、控え選手がどのタイミングで出場しようともチームのフットボールクオリティが落ちない。

最強だ。

EUROで優勝するための条件をすべて満たしているチームだと豪語しても誰にも笑われないだろう。

次が最後

次がいよいよ最後の戦いとなるわけだが、その相手はイングランドかオランダか。
これら2チームの試合を見てみたが、どちらもチームとしての完成度は間違いなく我々の方が上。
もっと言うなら、今日戦ったフランス、そして準々決勝で戦ったドイツの方が良いフットボールが出来ているという印象を強く持った。

スペイン対ドイツ

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スペイン対フランス

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これら二つの試合が事実上の決勝だと言われることに納得できるくらいの差がチームとしてはあるだろう。

相手チームはチーム力の差を埋めるべく「これはフットボールとは言えない」と叫ばれるようなストレスフルな作戦で挑んでくる可能性がある。

相手は我々の土俵で戦う必要なんてない。
伝統的なスタイルのフットボールで勝てないのなら、イレギュラーが起こりやすい「何か」でピッチを覆いつくしてしまえばいい。

そういう意味では、まもなく行われる決勝で我々が勝てる保証なんてどこにもないと言える。
決勝ではそういう「めちゃくちゃ」が起こりやすい。

が、わざわざそんなネガティブに考える必要も我々にはない。
無理やりにでも我々の土俵に引き込み、まともなフットボールを相手に展開させて、「実力」で全てを破壊してしまえばいい。

それでいい。

決勝だからと言って特別なことをする必要はない。

予選ラウンドで、そしてこのノックアウトステージでやってきたことをそのまま出すこと。
これだけでいい。

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