EURO2024

【EURO2024】スペインVSドイツ戦レビュー 

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著者:セシリオ🇪🇸 翻訳:ルナ🇯🇵

何事にも動じない強さ

イエローカードが舞いに舞ったスリリングなこの試合でドイツ代表を破り、準決勝にコマを進めたスペイン代表ことラ・ロハ。

ドイツにボールを握られ、多くのチャンスを作られた。
ヴィルツにレヴァークーゼンされることもあった。

それでも120分間我慢強く戦い、優勝候補から勝利をもぎ取った。

2ゴール共に、控え選手だったオルモとメリノによって生み出されたゴールだったということも準決勝に向けては追い風だ。

疑惑の判定などは確かにあった。

さらには、俺達のダニ・カルバハルが延長戦で2枚もイエローを喰らって退場するという場面もあった。

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それでも、今のラ・ロハが準決勝にコマを進めることを不相応だと思う人はいないだろう。
それにふさわしい力をこのEURO2024で示し続けている。

10番の挑戦はここから

10番を背負う俺たちの切り札ダニ・オルモ。

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やはり彼はドイツの空気と相性が良い。

トニ・クロースによる残忍なタックルによって負傷してしまった奇術師ペドリ
彼に代わってピッチに入ったオルモは、この試合で生まれたゴール全てに絡む活躍をしてくれた。

パスは時間帯によっては精度が悪くなる時があったが、その中でも魅せた良質なパスは本当に一級品だった。
何度もチャンスを創造し、時には自らドリブルで仕掛け、ドイツのディフェンスを破壊しようとした。

残念なことにペドリがこの試合で負った怪我によってEURO2024での活動が終了してしまった。
そのため、ここからオルモは相当な期待をファンから寄せられることになる。

10番を背負った男としての挑戦はここからが本番だ!

次節も再び優勝候補と

準決勝は「俺達のエンバペ」擁するフランス代表と戦うことになった。

優勝候補を倒したと思ったら、また新たな優勝候補との戦いが待っている。
これがEURO。

我々は怪我をしたペドリや退場処分となったダニ・カルバハルなどを抜きにフランスと戦うことを強いられる。

スカッド的には今までで最も厳しい戦いになるだろう。

だが今のラ・ロハはボールポゼッションを奪われても点を取れるチームに進化を遂げているし、どのタイミングで控え選手がチームに加わっても適応できるだけの準備が出来ている。

貴重な決勝点を取ってくれたミケル・メリノ


それから、同じクラブにいるスビメンディ、経験豊富なヘスス・ナバスなども控えており、フランスと戦う準備はできている!はずだ!

どんなタイプの選手やチームと当たっても、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が上手に料理をしてくれるだろう。

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